温暖化効果ガスはCO2って、本当?

COP15は先進国と発展途上国の対立、米中の排出量No.1とNo,2の国が自国の利益を優先され、実質的な国際合意が見送られた。
先立つこと10年COP3は京都で開かれ、温室効果ガスとして槍玉にあげられたCO2だったが、地球温暖化の原因はCO2だけにあるのだろうか?と当時、私自身は疑問に感じたものだった。

京都議定書を改めて読み返してみたところ、
●対象ガスの種類及び基準年
二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素(1990年を基準年)
・HFC、PFC、SF6(1995年を基準年とすることができる)
と出だしの部分で書かれ立ていた。CO2以外にも温室効果ガスとしてあげられていることが理解できた。

温暖化の原因はCOP3で合意されたように、フッ素系のガスも含めた温室効果ガスだけの問題なのだろうか?やっぱりどこかおかしいような気がする。

温暖化は直接的には大気中に放出するエネルギーが原因のはず。
地球には大気が存在する訳であり、その空気のおかげでわれわれは命を維持できている。その空気の存在を悪者扱いをするものはどこにもいない。
空気が無ければ熱は宇宙空間に放出されるはず。そうすれば空気そのものが温暖化ガスの効果がある訳で空気(酸素と窒素ガス)が悪物として受け止めるべきものだ。でもそれは人間が経済活動を始める前からすでに存在するものであるから規制対象とするのもできない。そこで人間活動で熱を発生させる一番の原因は何か?と問題を転化した視点をもって初めて:
 化石燃料を燃やして電気を発生させ、電気エネルギーという人間が発明した文化の凝集された文化を上手に管理しようという理念が生まれてきたと考えられるする燃焼型の発電所であり、その発電量を捕らえるのにCO2が定量的な指標に使われ始めたのがCO2が槍玉に挙げられ始めた経緯ということであれば納得もできる。
温暖化を促進するものが悪者なら地球に熱を与え続けている太陽が一番のわるもののはず。
それを誰も悪いと言わない、すでに地球誕生の太古の初めからあった熱源は除くといった誰もが認める前提は忘れ去られている、地球のライフサイクルから考えるとほんの最近のわずかな時間の間に急速に拡大した人類の経済活動での地球温暖化を促進する要因に光をあてて、もうこれ以上温暖化が助長するようなことに規制を始めようとする一連の国際的な活動がCOPの活動理念であれば正しい選択がされたのではないかと受け止められるので私も共感できそうだ。もう少し勉強する必要があると反省される。